【パチプロが教える】勝てる立ち回り

お金



私事ですが、半月足らずで34万負け….

あまりにも負けすぎて最近スロットを打つのが苦痛になってしまったのですが、そんな恨みの多いパチスロで勝っているパチプロ(俗に言う専業)の方にお話を聞いてきました。

自分のいる地域の専業の方に声をかけてお話を伺ってきたので、地域やホールによってばらつきがあるとは思いますが、すごく勉強になりました。興味がある方は是非見ていってください。

パチスロで勝つために知っておくべきこと

まずパチスロで勝つために知っておくべきことをご紹介します。

あまりにも初歩的なので、「そんなこともう知ってるよ」という方はこの部分はスキップして下の記事を読んでいってください。

どんなに上手くても毎回勝てるわけではない

先ず1つ目に知っておいて欲しいことは、ギャンブルなのでどれだけ上手に立ち回っても勝率が100%になることはないという事です。

専業の中でもとびぬけて上手な方でも勝率は70%前後です。正しい立ち回りを実践して40%程度の勝率があれば十分スロットで勝つことができるでしょう。

機会割100%を理解する

機械割とはペイアウトの事で銀行などの利回りと少し似ています。

例えば、機械割100%とはプラマイゼロの事、つまり投資した現金がそっくりそのまま戻ってくるという事になります。

ですので機械割110%、100%、95%の台に1万円投資した場合、計算上は

機会割110%➡11000円

機会割100%➡10000円

機会割95%➡9500円

になって返ってきます。

ですので機会割が100%を越えている台を必ず打ちましょう。

機会割が100%を越える台はお店ににほとんどない

お店は営利を目的として運営しており、高い土地代・人件費・光熱費・機種代などを支払ったうえで利益を残さないといけません。

お客様であるユーザーからお金を回収するために運営しているので、基本的に通常営業日にお店の中に100%を越える機械割の台が置いてあるなんてことはほとんどありません。

1回は勝てても打てば打つほど機械割通りに収束していきますので、通えば通うほど負けていきます。

僕も分かってはいたのですが、仕事のストレスを発散するために適当な台を打ち続けて死ぬほど負けました。こんなに負けると思っていなかったので正直メンタルが砕けそうです。

店に機械割100%超える台がないなら勝てないじゃん!と思うかもしれませんが、パチプロの人たちはそんな中でも勝つことができています。

いったいどうやって勝っているのでしょうか?

スロットの勝ち方は3つしかない!

スロットでプロ(専業)や仕事をしながら勝っている人たちは沢山いますが、全員3つの勝ち方のうちのどれかをずっと繰り返しています。

ハイエナ

時給0円~2000円程度

1つ目はハイエナと言われる立ち回りです。

スロットの台にはゾーン(特定の回転数で当たりやすくなる)や天井(当たりの無い状態の回転数に上限がある)のある機種があり、そこだけを狙って打つという立ち回りです。

例えば、天井が1000ゲーム(回転数)の台があり、その台がすでに700回転回った状態で捨てられている場合、打つ価値(期待値)があります。

期待値というのはGoogleなどで「●●(機種名)期待値」と検索すると一覧表が出てくるので、その金額を参照して打ちます。

ハイエナの勝率は40%程と言われているそうです。1回2回負けても長期的にハイエナを継続していくとだいたい期待値通りに収束していくので勝てる立ち回り方になります。

ハイエナのメリット

・設定が入っていない店でも立ち回ることができる

・期待値表をもとに打つか打たないかを決めるため、確実に機械割が100%以上の台を打ち続ける事ができる。

ハイエナのデメリット

・何台も効率よく拾っていかないと時給が死ぬほど低くなる。

・スマホや期待値表の普及で期待値のある状態で捨てられることが少なくなってきている。

・都会であれば割と簡単に拾える期待値も、稼働の少ない田舎では台を拾うことが困難。

・上手なハイエナ(ライバル)が沢山いるので簡単には拾えない。

・ずっと負け続ける事もあり、収束までに時間がかかる。

・やりすぎると他のお客さんに嫌な顔をされて変なあだ名をつけられる。

設定狙い

時給-2000円~6000円

スロットには設定が1~6の6段階あり、機械割が100%を越える設定4・5・6を狙ってずっと打つという勝ち方です。

設定狙いはツモれば沢山稼ぐこともできますが、設定を見抜くことがとても難しいです。

また、最初の方に説明した通り設定4・5・6の台は基本的にお店に入っていないので、特定のイベントや告知・データから設定の入っているお店・設定の入る日を見つけ、抽選の競争を勝ち抜いて勝てる台に座らないといけないというハードモードです。

会社員や昼に仕事をしている人には到底無理ですね(笑)

そんなハードモードな上、ハイリスクハイリターンな設定狙いのメリットデメリットがこちら。

設定狙いのメリット

・高設定をツモれば沢山稼ぐことができる。

・バイト(打ち子)を雇って沢山高設定を打つことで時給を大きく上げることができる。

設定狙いのデメリット

・判別に時間がかかるので負ける時の金額が大きい

・抽選や台選びでほとんどの場合外す(ツモるためには着席後も周囲の台の挙動を確認しながら、その人が辞めた時にいつでも動ける状態でいることが必須)

・よほど上手くないと、勝てても1ヶ月の時給換算すると最低賃金程度になることも

・店選びやイベント・特定日のデータとりなどをして高設定が入る店・日にちを見つけなければいけない。

タコスロをひたすら打つ

時給500円~1500円

会社員にはハイエナかタコスロが現実的でしょう。

タコスロとは、設定1(店の最低設定)でも機械割が100%を越えるような台の事を言います。

唯一通常営業の平日でも機械割が100%を越える台になりますね。

ただ、機械割が100%を越える台だからと言って必ず勝てる訳ではありません。勝ちやすい機種の新ハナビでも設定1の場合勝率は60%程度だと考えられます。

このタコスロは目押しの精度を求められるものの、いつ打っても機械割が100%を越えるので着席したらひたすら打ち続けるといずれ勝てます。1か月も打ち続ければ勝てるでしょう。

現行のタコスロの代表例としては「新ハナビ」「バーサス」「ファミスタ」「ひぐらし」などです。

タコスロのメリット

・いつでも機会割が100%を越える台を打つことができる。

・設定を考えて打つ必要がない。

・毎日いつでも打つことができる。

タコスロのデメリット

・目押しの技術が必要。

・時給換算すると1000円前後になることがほとんど。(アルバイトより安い)

・ずっと集中力を保ち続けないといけないため目が疲れる。

・ずっと負け続ける事などもあり、収束までに時間がかかる。

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました。沢山お話を聞いてきましたが、最近のパチスロはどの打ち方でもとっても時給が安い!です。アルバイトなどを雇って「圧倒的な稼働時間によって安い賃金でもまとまった金額を稼ぎ出す」というような感じでした。

ギャンブルのあの荒稼ぎするようなイメージとは真逆でパチプロの働きはなかなか地味でブラックですね。

勝てることは確かなのですが、正直、これで稼ごう!と考えるよりは負けないようにちょっとだけお小遣いを稼げたらいいかなくらいの気持ちで取り組む方がいいような気もします。

今の状況だとサラリーマンで安定して月に2万円程度稼げればかなり上手な方らしいです。それだけの時間と労力を使ってするのであればもっとスキルをつけて収入を増やすことを考えた方が良い気がしました。

でも!スロットが大好きな方は是非プロの立ち回りに挑戦してほしいと思います。



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